ミランは5月1日にベネヴェントと対戦する。ステファノ・ピオリ監督が、システム変更を検討しているようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
不振を抜け出したいミラン
最近の不振で2位から5位に転落したミラン。シーズン前半戦の成功を無駄にしないために、チャンピオンズリーグ出場権はなんとしても獲得したいところ。しかし、最近のパフォーマンスは周囲を不安にさせている。
悪いニュースばかりではない。ミランはふくらはぎの負傷で離脱していたズラタン・イブラヒモビッチが復帰予定。先発に入るとみられている。
システム変更か
ピオリ監督は、エースの復帰だけに頼らず、さらに復調に策を講じるようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、29日の練習では4-2-2-2のシステムに挑戦。主な目的は、前線でイブラヒモビッチが孤立することを避けることで、アンテ・レビッチがパートナーを務める模様だ。その下にハカン・チャルハノールとアレクシス・サレマーカーズを置くことになる。
戦術面で大きな変更はない。また、最近の試合で技術面のミスが出ていることから、ピオリ監督は最近の練習で戦術練習に割く時間を減らし、技術面のトレーニングを大事にしているという。
29日にはディレクターであるパオロ・マルディーニがミラネッロを訪問。チーム全体に対してだけでなく、個々とも話してまわり、鼓舞していたとのことだ。
『ガゼッタ』予想先発
30日付の紙面では、ベネヴェント戦の先発は次のように予想されている。
GK
ドンナルンマ
DF
カラブリア、ケアー、ロマニョーリ、テオ・エルナンデス
MF
ベナセル、ケシエ、サレマーカーズ、チャルハノール
FW
イブラヒモビッチ、レビッチ