ミランがうれしくない記録をつくってしまうかもしれない。『スポルトメディアセット』が伝えている。
今シーズン前半戦に好調だったミランは、第19節終了時に首位だった。シーズンの半分を終えてトップのチームは、「冬の王者」と呼ばれる。
冬の王者に与えられるものは、もちろん何もない。ただ、冬の王者は67.8%の確率でそのシーズンのスクデットを手にしており、冬の時点では最も優勝に近いチームであることも明らかだ。
しかし、シーズン後半戦はインテルが安定感を身につけて首位を独走中。ミランはペースを落としている。
ミランは前節ラツィオ戦を落としたことで5位に転落した。2位以下は混戦となっているが、チャンピオンズリーグ出場権獲得に暗雲が立ち込めている。
1995/96シーズン以降、冬の王者は最終順位が最低でも3位。1998/99シーズンのフィオレンティーナと、2002/03シーズンのミランだけだ。つまり、チャンピオンズリーグ出場権を逃した冬の王者はいないということである。
冬の王者がチャンピオンズリーグ出場権を逃すことになれば、イタリアで初の出来事。ミランは踏ん張れるだろうか。
冬の王者の優勝確率は…
冬の王者時のイブラヒモビッチのコメント
イブラヒモビッチ、完敗で守備に不満「時間を与えたらプレーは簡単」「冬の王者に意味はない」
ミランは23日、セリエA第19節でアタランタと対戦し、0-3で敗れた。ズラタン・イブラヒモビッチが試合後、『スカイ』でコメントを残している。『MilanNews』などが伝えた...