『スカイ』は12日、ミランの前線補強に触れた。
ズラタン・イブラヒモビッチの契約延長発表が目前となっているミランだが、補強が必要なことは明らか。フィオレンティーナのドゥシャン・ブラホビッチ、トリノのアンドレア・ベロッティ、そしてPSVのドニエル・マレンがターゲットだという。
ドゥシャン・ブラホビッチ
ブラホビッチは最近のパフォーマンスで価格が上昇中だが、ミランは以前から関心を持っている。ここまでカンピオナート29試合で15得点を挙げており、2000年生まれという若さも魅力。21歳以下の選手では欧州5大リーグでアーリング・ハーランドに次ぐ得点数だ。
この活躍ゆえに、フィオレンティーナの要求額は4000万ユーロを超えることは間違いないとみられる。フィオレンティーナは2023年までとなっている同選手を残したいと思っており、相応の額を用意しなければ難しい。ミランにとっては高すぎるかもしれない。
アンドレア・ベロッティ
過去に移籍実現の可能性があったが、再びベロッティにミラン行きの可能性が浮上している。20017年夏、ファッソーネとミラベッリがベロッティ獲得を進めていたが、カイロ会長がストップをかけた。
ただ、4年間でトリノの状況は変わっており、ベロッティの契約は2022年まで。まだ契約延長の合意はない。それでも、トリノは安価で手放すことを考えておらず、設定額は3000万ユーロと『スカイ』は伝えている。
ドニエル・マレン
上記の2人に加えて、PSVのマレンもミランが注目している選手だという。マレンは1999年生まれの22歳。今シーズンは41試合に出場して25得点を記録。スピードのあるセンターフォワードでオランダ代表にも呼ばれている。
マレンはミランを非常に気に入っているとのこと。また、代理人がミノ・ライオラという点も注目される。ズラタン・イブラヒモビッチやジャンルイジ・ドンナルンマの交渉を進める中で、すでに議題になっていても不思議ではない。