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イブラヒモビッチ、厳罰の可能性は消えず。FIGCがルカクとの騒動の調査を開始

コッパ・イタリア準々決勝のミラノダービーで起きた騒動は、まだ終わっていない。1日、イタリアサッカー連盟(FIGC)の検察がこの一件の調査を開始した。『スカイ』などが伝えている。

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ズラタン・イブラヒモビッチとロメル・ルカクが激しく罵り合った場面は、互いにイエローカードが出た。その後、イブラヒモビッチは後半にもう一度警告を受けて退場。ルカクは累積警告で2日のユヴェントス戦を欠場することが決まっている。

ただ、事態はより深刻なものになるかもしれない。

イブラヒモビッチはルカクに対して差別的な発言をしたのではないかと疑惑の目を向けられている。そこで、検察は調査の一環として、ダービーを裁いたパオロ・ヴァレーリ主審を呼び、話を聞くことになったとのことだ。

ヴァレーリ主審が全てを聞いた上で警告というジャッジを下したのであれば、それに対して二重で罰を科すことはルール上できない。ただ、審判団が把握していないやりとりがあったのであれば、検察は映像などを用いて詳細を明らかにすることになる。

差別発言が確認された場合、最低でも10試合の出場停止――。検察はどのような結論を出すのだろうか。

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