26日に行われたミラノダービーでの問題が大きく取り上げられている。ズラタン・イブラヒモビッチとロメル・ルカク、両チームのエースが繰り広げた激しいバトルは、処分に発展する可能性もあるようだ。『スカイ』が27日に伝えた。
2人は前半終了間際に激しい口論となり、互いに警告を受けた。イブラヒモビッチの挑発にルカクが乗った形となったようで、お互いに汚い言葉をぶつけている。その後、イブラヒモビッチは2枚目のイエローカードをもらって退場となり、インテルが逆転勝利を収めた。
争点となるのは、ヴァレーリ主審がどのように報告書を記したか。2人の口論の詳細をヴァレーリ主審が報告すれば、さらなる調査はない。ただし、その瞬間に全てを把握することができなかったとすれば、映像や音声を用いた調査を行うことになる。ピッチだけでなく、ピッチに向かう通路やロッカーで何があったのか、詳細を把握しなければいけない。
温厚なルカクを激怒させたイブラヒモビッチ。人種差別的なことがあったのではないかという疑いがかかっており、それが事実だと認定されれば、最低でも10日間の出場停止は避けられない。場合によっては、処分対象はコッパ・イタリアのみならず、他の大会にも影響する。それだけに、処分の行方は注目を集めそうだ。
ただ、本人は人種差別疑惑を完全に否定。「ズラタンの世界に人種差別などない。オレたちはみんな同じで、みんな平等だ」とツイートした。
「イブラヒモビッチは謝った」。退場のエースを擁護するピオリ
ミランは26日、コッパ・イタリアのインテル戦を1-2で終えた。ステファノ・ピオリ監督が試合後の会見でズラタン・イブラヒモビッチについてコメントしている。『MilanNew...