ミランはバルセロナのジュニオール・フィルポ獲得が依然として難航しているようだ。『スカイ』などが伝えている。
ミランとバルセロナは最近、ジュニオール・フィルポの移籍について交渉していた。ただ、まだ合意に至っていない。
『MilanNews』によると、バルセロナの要求額は日ごとに下がっている。ただ、ミランも歩み寄りを見せなければいけないはずだとしている。レンタル料の100万ユーロは問題ではなく、バルセロナが要求している完全移籍オプションの条件を2000万ユーロから値引きしようと試みているところだ。
ミランが探しているのはテオ・エルナンデスの控え。そういった意味で、ディオゴ・ダロトは及第点のプレーができることを示した。ただ、それでもジュニオール・フィルポ獲得に動くということは、2011年冬のメルカートの再来にもうつると『MilanNews』は記した。
2011年冬、ミランはマルク・ファン・ボメル、ウルビー・エマヌエルソン、アントニオ・カッサーノを獲得した。コストを抑えつつ積極補強に動き、最終的にスクデットを手にしている。
すでに最低限の補強を終えた上でさらに上を目指すということは、ミランが明確にスクデットを狙っているというメッセージになるかもしれない。
ただ、ジュニオール・フィルポ獲得は困難な模様。『スカイ』の中でジャンルカ・ディ・マルツィオ記者は「彼は最近父親になったばかりで、あまり環境を変えたがっていない」と話した。