ミランは23日、セリエA第14節のラツィオ戦をホームで戦い、3-2で勝利を収めた。
ケシエを出場停止で欠くミランは、前節負傷を抱えたトナーリが間に合い、クルニッチのパートナーを務めた。すると立ち上がりに先制点。10分、チャルハノールのCKにレビッチがファーで合わせて1-0とした。
さらにミランは17分、エリア内でレビッチが倒されてPKを得ると、チャルハノールが決めて2点リードとする。
しかし、ラツィオはここから反撃。27分にVARでPKを得ると、インモービレの豪快なシュートはGKドンナルンマに止められた。しかし、跳ね返ったボールをルイス・アルベルトがヘディングで押し込んで1点を返す。
さらにラツィオは59分に同点弾。ミリンコビッチ=サビッチがダイレクトで浮き球のパスを裏に出すと、走り込んでいたインモービレがダイレクトで合わせてゴール右に決めた。
その後も流れはラツィオだったが、終盤はミランが活性化。すると、劇的な結末を迎える。後半アディショナルタイム、チャルハノールのCKにテオ・エルナンデスでヘディングで合わせて3-2。ミランが勝ち点3を加えて、2020年を首位で終えた。