ミランは17日、ミラノダービーで2-1の勝利を飾った。ドッピエッタでチームを勝利に導いたFWズラタン・イブラヒモビッチが『スカイ』にコメントを残している。『MilanNews』などが伝えた。
「インテルとの試合は大事な試合ばかりだった。ミランは4年間ダービーに勝ってなかった。オレは2週間自宅に閉じ込められていたんだ。すごくハングリーだったことを、この2点で証明したね。PK失敗は悔しいが、勝ったことが大事だ。冒険は続くよ」
――スクデット
「オレがきてから、ロックダウン後に、チームはすごいことをしてきた。大きく成長し、考え方は変わった。若手がより責任を背負っているね」
「オレは大きな責任を感じるよ。チーム最年長だしね。すごく好きな状況だ。誰もがオレについてきてくれる。そして、誰もが勝利に対してハングリーだ」
――自分自身に対する驚きは?
「オレは自分に驚いたりしない。自分のレベルは理解している。ケガをしたあと、自分の生を実感するためにアメリカへ行った。マンチェスターでモウリーニョに言ったのは、自分の準備ができていないこと、そして彼を失望させたくないということだ。だからアメリカへ行った。それから、ミノ(・ライオラ)がヨーロッパに戻るべきだと言った。そしてオレはミランに戻ってきた」
――新型コロナウイルスの症状
「味覚が少しなくなった。検査は3日おきに受けていたよ。どのみちダービーには出ていた。誰もオレを止められない」
――インスタグラムに投稿した画像の意味は?
「オレはまさにこのライオンのようだ、ってことさ。前のダービーのときに使いたかったんだけど、ちょっととっておいたんだ(笑)」
――ラファエル・レオンについて
「とても強い。オレよりもフィジカルがある。スピードも技術もあるね。今やっているように、カルチョのだけ集中すればいい。彼は今、ミランでプレーしているんだ。ここはそんなに我慢強くない」
――スクデット
「1試合ずつ考えていく。どの試合も決勝だ。ここにきたとき、チームの目標はヨーロッパだった。そこには達したね。今でもクラブの目標はヨーロッパで、オレ個人とは違うよ(笑)。スクデット? 可能性はあるというのがオレの考えだ。信じればなんだって実現する。オレたちは信じているよ。最終的にどうなってるかみてみよう。まだ先は長いね」
――特定のDFを狙っていた?
「ああ、でも名前は言えないね(笑)。ミステルが試合に向けてとても良い準備をした。どう攻撃すべきかを決めていたね。前半はカウンターが決まった。後半はよりコントロールを重視した。あまりリスクは冒さなかった。でも、これはダービーなんだ」