ラツィオFWチーロ・インモービレの勢いが止まらない。2日のSPAL戦で2ゴールを記録した同選手は、今季カンピオナートでの得点数を25とした。
得点王インモービレ、トリプレッタ懸かったPKを同僚に譲る「彼はそれにふさわしかった」
ラツィオは1日のセリエA第14節でウディネーゼをホームに迎え、3-0の勝利を収めた。この一戦でドッピエッタを達成したFWチーロ・インモービレが団結の重要さを説いてい...
開幕から好調を持続するインモービレは、SPAL戦でもドッピエッタの大活躍。開始3分でセットプレーから先制点を挙げると、29分には見事な落ち着きで3点目を決めた。『コッリエレ・デッロ・スポルト』が翌日の紙面で「9」の採点をつけるなど、インモービレは圧倒的なパフォーマンスを見せている。
ユヴェントスではクリスティアーノ・ロナウドが好調でカンピオナートでのゴール数を19に伸ばしているが、インモービレは25得点で得点レースの首位を独走している。
この日の2得点で、インモービレのセリエAでの通算得点は124ゴールとなった。これはゴンサロ・イグアインやズラタン・イブラヒモビッチの122ゴールを上回り、歴代トップ50に入っている。現役のセリエAプレーヤーでは2位。トップはファビオ・クアリアレッラ(サンプドリア)で158得点だ。
あと3ゴールでアンドリー・シェフチェンコの127ゴールをとらえるインモービレ。記録はどこまで伸びるだろうか。
目標はまずCL出場権
インモービレの活躍もあって好調が続くラツィオは、首位ユヴェントスと勝ち点5差の3位。当然、スクデットへの期待は高まっている。インモービレはSPAL戦後、スクデットの可能性について問われると、こう話した。
「シーズンの開幕から、僕たちの目標はチャンピオンズリーグ出場権だ。ロッカールームで僕たちはそのことを話している。ローマやアタランタ、自分たちの下にいる全てのチームをみている。彼らは僕たちのミスを待っているね。僕たちは集中し続け、地に足をつけていかなければいけない」