トゥドール監督は「コメントしたくない」
ラツィオに激震が走っている。主力のルイス・アルベルトが、今季限りでの退団を明言した。『LaLazioSiamoNoi』などが伝えている。
12日のセリエAでサレルニターナと対戦して勝利を収めたラツィオ。前節ローマダービーの敗戦に対するファンからのブーイングがあった中で、勝利に貢献した10番は試合後に『DAZNイタリア』のインタビューで、次のように語っている。
「来季はここにいない。クラブにはすでに契約解消を求めている。これ以上、ラツィオから1ユーロだってもらうつもりはない。一歩退くときがきたんだ」
「僕は来季、このクラブの一員じゃない。それは確かだ。このプロジェクトはすでに話し合われていて、クラブはその分のお金をほかの選手に注ぐことになるだろう」
「ティフォージのブーイング? カンピオナートでうまくいっていないし、ダービーにも負けた。ティフォージにはその権利がある。信頼を取り戻すのは簡単じゃないけど、残り数試合を楽しめることを願うばかりだね」
クラブ側の見解が気になるところだが、試合後にロッカールームで長いミーティングを始めたとのこと。ようやく出てきたカメラの前に出てきたトゥドール監督は、『DAZNイタリア』で次のように語った。
「ルイス・アルベルトのことはコメントしたくない。彼はクラブと話して対処するだろう。私としては、彼は良いプレーをしていた。パフォーマンスには満足している。こういった話はクラブの外でするべきことではなく、内部でやるべきことだ」
ルイス・アルベルトは、ラツィオと2027年までの契約を交わしているが、本当に契約解除となるのだろうか。