鎌田大地ら退団の可能性、グズムンドソンとカルボーニに照準か
イゴール・トゥドール監督を迎えたラツィオは、夏の移籍市場の動きも注目されている。『レプッブリカ』が28日に伝えた。
マウリツィオ・サッリ前監督の4-3-3から3-4-2-1のシステムに移行しようとしてるラツィオは、今季終了後にチームの構成を変える必要がある。
フェリペ・アンデルソンは今季でクラブとの契約が満了予定で、以前からユヴェントス行きが話題だ。そのほかに、マッティア・ザッカーニもユヴェントスが興味を持っているとされており、サッカー日本代表の鎌田大地も新体制で劇的に状況が変わらない限りは退団の可能性が高い。
数字の上でウインガーとセンターハーフが減るトゥドール体制で人数を増やしたいのは2列目で、『レプッブリカ』はジェノアのアルベルト・グズムンドソンと、インテルからモンツァにレンタル中のバレンティン・カルボーニが候補だと記した。
ただし、グズムンドソンはジェノアの評価額が3500万ユーロと高額なこと、インテルやプレミアリーグのクラブも興味を持っていることを理由に挙げ、交渉は困難だとしている。
アルゼンチン代表デビューを飾ったばかりのカルボーニも、インテル期待の若手であり、少なくとも完全移籍での獲得は難しいはずだ。
2列目とセンターバックは補強したいであろうラツィオ。実際にトゥドール体制が始まってみて、どのような評価をするのだろうか。