ミラン戦のプリシッチに怒り爆発だが…
1日に行われたセリエA第27節のラツィオ対ミランが注目されている。ミランが1-0で勝利したこの試合では、ラツィオに3人の退場者が出て、混乱のうちに幕を下ろした。
【マッチレポート】ラツィオ対ミラン【試合後コメント・動画付き】
ラツィオは試合後、マルコ・ディ・ベッロ主審のジャッジと、クリスチャン・プリシッチに不満を向けている。空中戦でタティ・カステジャノスが倒れたあと、ボールを拾ったルカ・ペッレグリーニがプレーを止めようとしたところにプリシッチがプレスをかけてボールを奪い、たまらずファウルで止めたペッレグリーニが2度目の警告で退場となっていた。
笛が鳴ってなかったとはいえ、明らかにプレーを切ろうとしていたペッレグリーニからボールを奪うことは正当なのかということで、ラツィオはスポーツマンらしくない行為だと主張をしている。
このシーンを受けて、2021年10月16日のラツィオ対インテルが注目されている。この一戦では、同じようなことが起きていたからだ。
試合終盤、インテルはフェデリコ・ディマルコが接触プレーで倒れ込んでいたが、ラツィオはプレーを止めずにカウンターを仕掛けてそのままゴールを決め、試合後にこのシーンをめぐって両者が口論になっていた。
2021年のインテル戦では、相手が倒れている中でプレーを続けたことの正当性を強調していたラツィオ。状況は違えど、今回のミラン戦では逆にことが起きたと言えるだろう。
●サッリは当時「プレーを続けたのはインテル」とコメント
●ハンダノビッチは「ビエルサみたいにできたのでは?」