ベスト8進出に前進したラツィオ
ラツィオは14日、チャンピオンズリーグ・ラウンド16ファーストレグでバイエルン・ミュンヘンと対戦し、ホームで1-0と先勝した。強敵相手の白星に盛り上がっているところだが、マウリツィオ・サッリ監督は浮かれていない。
チーロ・インモービレのPK弾で先勝したラツィオは良いムードが漂っている。ただ、準々決勝に進むためには、3月5日のセカンドレグが残っていることも事実だ。
サッリ監督の試合後のコメントを『スカイ』が伝えている。
「ヨーロッパのトップクラブに勝ったことへの高揚感がある。ただ、もっと良い結果にできたかもしれないという悔しさもあるね」
「チームはコンパクトで、集中を維持した。全員のスピリットが気に入ったよ。試合を通して、心が一つだった。とても重要なことだ。厳しい試合になることは覚悟していた。同時に、チャンスがあることも知っていた。そこを目指して戦っていたよ」
「彼(トーマス・トゥへル監督)は、私よりもずっと多くの勝利を手にしてきた監督で、自分が何をすべきかよく分かっている。チーム力も強烈で、ベンチから出てきた選手たちのクオリティーもすごい。(マティス・)テルなんて…。とんでもない選手層だ」
「だからこそ、この勝利を喜び、満足感に浸ろう。そして、これから待つ地獄を覚悟しなければいけない」