ホームでインテルに敗れたラツィオ
ラツィオは17日に行われたセリエA第16節でインテルと対戦し、0-2で敗れた。イタリアメディア『スポルトメディアセット』『TMW』『LaLazioSiamoNoi』の選手採点を紹介する。
高評価
0-2で負けた試合で高評価は難しいところだが、2つのメディアで最高タイが付いているのが3人。GKイヴァン・プロヴェデルが『スポルトメディアセット』と『TMW』の2つで6.5。マッテオ・ゲンドゥージが『スポルトメディアセット』『LaLazioSiamoNoi』で6.5。ニコロ・ロヴェッラが『LaLazioSiamoNoi』『TMW』で6.5だった。
低評価:アダム・マルシッチ
一方で低評価は満場一致でアダム・マルシッチ。インテルの先制点につながったバックパスのミスが響いており、3メディアそろって4の採点でワーストとした。
『LaLazioSiamoNoi』は「これでも寛大な評価。拮抗した展開の中でラウタロ・マルティネスにボールを献上するミスは不可解。アトレティコ・マドリー戦に続いてのミスだ」と酷評した。
そのほかでは終盤に暴言で退場したマヌエル・ラッザリも低い評価で、2メディアが4.5を付けている。『TMW』は、「終盤の苛立ちは別としても、常に低い位置で、相手の脅威になることがなく、ディマルコに打ち砕かれた」と記した。
鎌田大地は及第点
サプライズ先発となった鎌田は、3メディアそろって5.5の採点。この試合のラツィオの最高評価が6〜6.5であることを考えると、可もなく不可もなしと言ったところだ。
『スポルトメディアセット』は「一貫していて、ファイトもするが。ルイス・アルベルトほどの技術はなく、ボールを渡すことが多い。相手の守備を怖がらせることができない」とした。
『TMW』は「サッリの起用に応えることはできず。姿を見せたが、必ずしも評価されるわけではない。2度のチャンスを逸した」と記している。
『LaLazioSiamoNoi』は同じ採点だがもう少しポジティブで、「いつもよりは積極的だった。ボールによく触れてパス交換の中心にいたが、正確さの面でまだ十分ではない」とした。