ジラルディーノが監督としてセリエA初勝利
セリエA第2節のラツィオ対ジェノアが27日に行われ、1-0でアウェーのジェノアが勝利を収めた。
鎌田大地が2試合連続で先発したラツィオだが、序盤はアウェーのジェノアペース。16分、アルベルト・グズムンドソンのクロスはアレッシオ・ロマニョーリにカットされるが、こぼれ球をモルテン・フレンドルップがボレーで捉える。GKイヴァン・プロヴェデルに弾かれたボールをマテオ・レテギが押し込んでゴールネットを揺らした。
前半の終盤からはラツィオペース。アディショナルタイムには鎌田にもチャンスが訪れたが、相手にブロックされてしまった。
後半に入るとラツィオの攻勢が続く展開。66分には鎌田が交代となり、交代カードを切ってジェノアを揺さぶる。79分にはダニーロ・カタルディを下げてホセ・カステジャノスを投入。グスタフ・イサクセンとマッティア・ザッカーニをサイドに置き、インモービレとカステジャノスを中に置く4トップのような形で勝負に出た。
しかし、ジェノアは最後まで集中を切らさず、ラツィオはなかなか決定的なチャンスをつくれない。
結局、試合はジェノアが逃げ切って終了。昇格組が昨季の2位を破る波乱を起こした。アルベルト・ジラルディーノ監督にとっては、監督として初のセリエAでの白星となっている。