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【ラツィオ23/24チーム紹介】予想スタメン・夏の移籍・主将・監督情報など

鎌田大地は先発か

ラツィオは20日のセリエA開幕戦でレッチェと対戦する。2023/24シーズンのベースとなるメンバーなどを予想する。

目次

予想スタメン・フォーメーション

2022/23シーズンは2位

マウリツィオ・サッリ監督体制2年目のシーズンは守備面が大きく改善した。21/22シーズンのカンピオナートでは58失点したが、22/23シーズンは30失点とほぼ半分に。アレッシオ・ロマニョーリとニコロ・カザーレ、GKイヴァン・プロヴェデルの加入も大きかった。

攻撃面ではチーロ・インモービレが12ゴールどまりだったものの、ナポリに次ぐ2位でフィニッシュ。戦力的に考えれば、十分すぎる結果を残したシーズンだった。ローマともダービーマッチでも2勝している。ラツィオが2位でシーズンを終えるのは1998/99シーズン、スベン・ゴラン・エリクソン監督体制以来のことだった。

ただ、この夏に契約期間が残り1年だったセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチがサウジアラビアへ移籍。セリエAトップレベルのMFが去った。鎌田大地含めて、その穴埋めが重要になるシーズンだろう。

2023年夏のメルカート

主な加入

  • 鎌田大地(フランクフルト/ 契約満了後)
  • グスタフ・イサクセン(ミッティラン / 1200万ユーロ)
  • タティ・カステジャノス(ニューヨーク・シティ / 1500万ユーロ)
  • ルカ・ペッレグリーニ(ユヴェントス / レンタル終了後再レンタル)※未決定
  • ニコロ・ロヴェッラ(ユヴェントス)※未決定

主な放出

  • セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(アル・ヒラル / 4000万ユーロ)
  • ルカ・ロメロ(ミラン / 契約満了)
  • シュテファン・ラドゥ(現役引退)

※移籍金は全て『transfermarkt』参照。

イグリ・ターレSD退任

特筆すべきこととして、長年スポーツディレクターを務めたイグリ・ターレの退団がある。ターレは2005年に選手としてラツィオに加入。現役引退後の2009年からラツィオの幹部として手腕をふるってきた。

監督:マウリツィオ・サッリ

2年目で戦術がチームに浸透して躍進した印象だ。エンポリ時代からチームの完成には時間をかけるタイプだっただけに、1年目以上の結果を残したことはある程度想定の範囲内と言える。3年目の今季はマンネリ化せず、さらに進化を続けていけるだろうか。

主将:チーロ・インモービレ

キャプテンマークを巻いて3年。昨季はコンディションの問題もあり、14ゴールという不本意な数字に終わった。すでにラツィオのレジェンドであることは間違いないとしても、33歳のベテランはもう一暴れしたいはずだ。

最高額選手:マッティア・ザッカーニ

28歳のザッカーニが3000万ユーロでトップ。22/23シーズンはカンピオナートで10ゴール7アシストを記録した。これに次ぐのが鎌田大地の2700万ユーロとなっている。ニコロ・カザーレが2200万ユーロ、ルイス・アルベルトとアレッシオ・ロマニョーリとニコロ・カザーレが1800万ユーロで、ベテランのインモービレは1500万ユーロという評価だ。

PKキッカー:チーロ・インモービレ

22/23シーズンのセリエAでインモービレは6回PKを担当し、うち5回を決めた。ザッカーニが1ゴール、ルイス・アルベルトが2回蹴って、1本成功1本失敗だった。

『スカイ』のデータによると、インモービレは通算で88回PKを蹴り、72回成功。81.9%の成功率となっている。

レッチェ対ラツィオ:ブックメーカーのオッズは?

15日時点での遊雅堂のオッズは、レッチェ勝利が3.40倍で、ラツィオ勝利が2.10倍。引き分けが3.10倍となっている。

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