バルセロナのFWルイス・スアレスが17日、イタリア・ペルージャでイタリア語の試験を受けて、無事合格した。これにより、再びユヴェントス加入の可能性が高くなっている。
ユヴェントスへの移籍が以前から報じられているルイス・スアレスは、イタリアではEU圏外扱いとなる問題が起きていた。これをクリアにするために、イタリア語の試験をパスする必要があり、しばらく移籍の話が進展しなかった。
ユヴェントスは選手登録の時期も考慮し、その間にエディン・ジェコの獲得をほぼ確実にした模様。ルイス・スアレス獲得は見送るとみられた。そんな中で試験をパスしたことで、再び移籍の話が盛り上がっている。
ただ、ルイス・スアレスの問題が全て解決したわけではない。まずはバルセロナとの契約が解除されないことには、ユヴェントスは獲得に動けない状況だ。
『TuttoJuve』は、「現時点でルイス・スアレスが何よりも重視しているのは、バルセロナから全てのサラリーを受け取ることだろう。彼は値引きを望まず、完全に全ての額を引き出そうとしている。これが交渉にブレーキをかける可能性がある」と指摘。しかし、「イタリア語の試験を受けるためにペルージャに来たという事実は、選手の希望を物語っている。イタリアでの冒険に飛び込み、新しいカルチョに挑む意思があるはずだ」と記した。
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