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ユヴェントス、レアル・マドリーに僅差で敗れる。7戦白星なしは2009年以来 トゥドルは内容に手応え

復調のきっかけにできるか

ユヴェントスは22日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第3戦でレアル・マドリーと対戦し、敵地ベルナベウで0-1と敗れた。

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白星から遠ざかっているユヴェントスは、強敵相手に奮闘。前半にウェストン・マッケニーやフェデリコ・ガッティのミドルシュートが枠を捉えるシーンもあった。しかし、57分にヴィニシウス・ジュニオールの個人技で崩されると、ポストに当たったこぼれ球をジュード・ベリンガムに押し込まれてしまい、これが決勝点となった。

ユヴェントスは、CLではいまだ勝利がない状況が続いている。コモ戦に続いて公式戦2連敗。『Opta』によれば、公式戦で7試合勝利なしはユヴェントスにとって2009年4月から5月にかけて以来のこと。当時は白星なしが8試合まで続いた。

レアル・マドリー戦については、内容的にポジティブなところが多かったと好意的な評価が多いが、欲しい結果を手にすることはできなかった。

トゥドル「進んでいる道は正しい」

イゴール・トゥドル監督は試合後のインタビューで次のように悔しさをにじませた。(『スポルトメディアセット』)

「この試合は、せめて勝ち点1を持ち帰れなかったことが悔しい。少なくとも1ポイントを得るに値する内容だった。選手たちもがっかりしている。入りは良かったし、苦しみながらも戦った。チャンスがあっただけに悔しい」

「リーダー? 全員が常にそうでなければならない。ユヴェントスのユニフォームは重い。その意味で成長が必要だ。私が来てからアプローチを間違えた試合は数えるほどしかない。このチームには強みもあれば課題もある。信頼を持って接するべきだし、進んでいる道は正しい」

「過去と比べるのは助けにならないが、それが現実なのも理解している。私は満足しているし、希望を持っている。選手たちも良い感触を得ていた」

ユヴェントスは解任を考えず

成績が上がらないユヴェントスだが、幹部のジョルジョ・キエッリーニが試合前のインタビューで監督交代を否定した。

「ここ数日、事実と異なることが書かれ、語られてきたが、イゴールはユヴェントスの監督であり、我々としては彼と共に進んでいく以外の意志はない」

「関係が良くないという報道もあったが、実際には他のクラブや家族と同じように、意見のぶつかり合いはある。それに同意することもあれば、しないこともあるが、結局は一緒に前に進んでいくものだ」

また、変更が多い選手起用にも触れた。

「監督は自身の判断で選手を選ぶ自由がある。当然だ。我々から、契約の問題などである選手を優先すべきだとか、そういった話をしたことは一度もない」

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