ブラホビッチはオフの日も練習に励む
イゴール・トゥドール体制のユヴェントスが始動し、どのような戦い方をするのかが注目されている。『トゥットスポルト』は25日、新指揮官がチアゴ・モッタ前監督のように、各選手を本職以外で起用することを極力避ける方針だとした。
ただ、1人だけ例外があるかもしれない。それがマヌエル・ロカテッリだという。
トゥドール監督は、3-4-1-2または3-4-2-1のシステムで臨むと見られている。3バックで最終ラインのビルドアップ能力に不安があるため、ロカテッリを1列下げて展開力を高める意図があるとみられる。
前線はバランス優先?
ユヴェントスは、新体制でドゥシャン・ブラホビッチの復活が期待されている。トゥドール監督はブラホビッチ、ランダル・コロ・ムアニ、ケナン・ユルディズのトリデンテを理想としているものの、まずは守備とのバランスを優先し、トゥーン・コープマイネルスやフランシスコ・コンセイソンを起用すると予想されている。
オフ返上でアピール
25日、ユヴェントスは練習がオフだったが、ブラホビッチ、フェデリコ・ガッティ、ニコ・ゴンサレスがコンティナッサで練習に励んだと『スカイ』などが伝えた。
トゥドール監督はエラス・ヴェローナを率いていたとき、「ビクター・オシメンより好み」とブラホビッチを高く評価していただけに、本人も意欲的に取り組んでいることがうかがえる。
アンドレア・カンビアーゾとドウグラス・ルイスの2人は、引き続き別メニューでの調整を行っていた。どちらもケガからの復帰を目指している段階だ。
新体制の初陣は29日のジェノア戦。トゥドール監督の選択に注目が集まる。