悲惨なアプローチを嘆く
ユヴェントスは26日、コッパ・イタリア準々決勝でエンポリと対戦し、1−1で90分間を戦い終え、PK戦で敗退が決まった。チアゴ・モッタ監督は、大失態を嘆いている。
チアゴ・モッタ監督は、試合に臨むチームの姿勢が問題だったと確信しており、試合後の会見で次のように語った。『TMW』が伝えている。
「説明のしようがない。間違いなく私の責任だ。今日、自分のチームがこんなプレーをするのを見るのは恥ずかしい。恥ずかしいよ。前半はアプローチが悪かった。つまり、ユヴェントスのユニフォームを着てこの試合を戦うことの重要性を、私が選手たちに伝えられなかったということだ」
「恥ずかしい。パスをミスすることはある。でも、前半は誰一人責任を取ろうとせず、20回もGKにボールを戻していた。ボールを失うと止まってしまう。申し訳ない。今日、スタジアムに来てくれた人たちは、もっと厳しく批判する権利があったのに、優しかった。この試合の分析はそれだけだ。こんな姿を見るのは恥ずかしいし、選手たちにも同じ気持ちでいてほしい。何も与えずに求めるのは、サッカーだけでなく人生でも通用しない」
「まだクラブとは話していない。どう説明するか? これは深刻な問題だ。チャンピオンズリーグの時は、敗れたとしてもチームが全力を尽くしているのが見えた。でも今日は違った。我々は最大限の努力をしなかったし、今やっていることに情熱を持って取り組まなかった。言い訳はない。これは監督である私の責任だ。本当に深刻なことだ。ピッチ上で見たものに対して、私は完全に責任を感じている」
ダヴェルサ「クラブ史の歴史を刻んだ」
一方、最多優勝のユヴェントスを下してクラブ史上初のコッパ・イタリア準決勝進出を果たしたエンポリは沸いており、ロベルト・ダヴェルサ監督がコメントを残した。
「選手たちは偉業を成し遂げた。クラブの歴史に新たな1ページを刻んだし、この試合はカンピオナートにも生かされるべきだ。誇りを持って戦うように求めたが、それ以上のものを見せてくれた。この素晴らしい成果を楽しみたい。今日のピッチにはユースチーム出身の選手が3人もいた。このプレーを続ければ、目標達成も可能だね」