チアゴ・モッタ監督が起用明言
ユヴェントスは28日のセリエA第6節でジェノアと対戦する。この一戦で先発予定のヨナス・ロウヒはどんな選手なのだろうか。
2000年冬の移籍市場でユヴェントスの下部組織に加入したスウェーデン人のロウヒは、第2節のエラス・ヴェローナ戦で途中出場してセリエAデビューを果たしている。チアゴ・モッタ監督は27日の会見でロウヒの先発起用を明言しており、トラブルがなければセリエA初スタメンとなる予定だ。
U-17からユヴェントスでプレーしているロウヒは、プリマヴェーラで54試合に出場して7アシストを記録し、NextGenに昇格した。2023/24シーズンはチーム全体が安定感を欠き、ロウヒは負傷離脱も影響し、第18節までに1試合のみしか出番がなく、U-23チームで苦しい立場だった。しかし、12月19日にエンテッラ戦の前半にリッカルド・トゥルッキアが負傷して急きょ出場のチャンスを得ると、これを機にレギュラーに定着。主に左ウイングバックを務めているが、セントラルMFとしてもプレーすることがあった。
この活躍が評価されてトップチームのプレシーズンキャンプに参加すると、8月に2028年までの長期契約を交わしてトップチームの一員になり、第2節ヴェローナ戦でピッチに立ち、トップデビューを果たしている。
若手を信頼するチアゴ・モッタ
チアゴ・モッタ監督は積極的に若手を起用しており、これまでにサムエル・バングーラ(20歳)、ニコロ・サヴォーナ(21歳)、ロレンツォ・アンゲレ(19歳)と内部育ちの若手をピッチに送り出している。