ドミノ倒し的に決まるのか
ユヴェントスとフィオレンティーナの補強が、様々なクラブに影響を与えるかもしれない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が4日に伝えている。
ユヴェントスは現在、フェデリコ・キエーザの放出に向かっている。その後釜として当初はカリム・アデイェミが浮上していたものの、ボルシア・ドルトムントとの交渉は進まず、現在はフィオレンティーナのニコラス・ゴンサレスが有力候補のようだ。
フィオレンティーナは、ニコ・ゴンサレスの放出を容認する可能性がある。というのも、フィオレンティーナはジェノアのアルベルト・グズムンドソンを狙っているため、この取引を進める可能性があるのだ。フィオレンティーナがユヴェントスの放出候補であるウェストン・マッケニーに興味を持っていることも取引を加速させるかもしれない要素だと記事は伝えた。
フィオレンティーナは、インテルも狙うグズムンドソンの移籍金として2500万ユーロを用意しているという。まずは500万ユーロを支払う有償レンタルで迎え、一定条件到達で2000万ユーロの完全移籍オプションが発動するという条件で考えているようだ。
キエーザのまだ去就が不透明だが、代理人のファーリ・ラマダーニとクリスティアーノ・ジュントリSDの関係が良好なため、1年後にフリーで退団という形にはならないものとみられている。
フィオレンティーナがグズムンドソン獲得に近づけば、インテルの補強プランを見出す可能性があり、ユヴェントスはニコ・ゴンサレスの獲得に大きく前進することになるかもしれない。いろいろと注目される取引になりそうだ。