ユヴェントスで最高年俸から最低賃金になった10番
ユヴェントスのポール・ポグバが14日、アンチドーピングの再検査を求めたという。『スカイ』などが伝えた。
ポグバはセリエA第1節ウディネーゼ戦のアンチドーピング検査でテストステロンの陽性反応が出たため、処分確定まで暫定的な出場停止処分を受けた。この検査結果を改めて確認するため、ポグバは権利を行使して再検査を依頼している。
別の検体を調べて結果が出るまで1週間。改めて陽性反応が出れば、ポグバは長期の出場停止から逃れられない。
ポグバの出場停止期間については、最長4年とも言われているが、これは完全に故意のドーピングだった場合。実際には2年がベースになるのではないかと言われている。ただ、完全に意図しない偶然の摂取であることが証明できない限り大幅な減刑は認められないはずで、復帰までに時間がかかることは明らかだ。
スポーツ仲裁裁判所(TAS)に訴えるという選択肢もあるが、こちらも正式な処分決定までにかかる時間が長いため、打開策になるとは考えられていない。
30歳のポグバにとって、年単位の出場停止はキャリアの終わりに直結する可能性もある。今後の動きに注目だ。