【写真】ph.FAB / Shutterstock.com
勝ち点はく奪に怒りも、選手には賛辞
ユヴェントスは22日に様々な出来事があった。マッシミリアーノ・アッレグリ監督がエンポリ戦のあとでコメントを残している。
この日、不正会計問題の審理が行われ、処分の内容に注目が集まっていた。エンポリ戦のあとで発表があるという報道が出ていた中、処分が決まったのは試合直前。勝ち点10のはく奪が伝えられた中でエンポリ戦に臨んだユヴェントスは、1-4で大敗した。
アッレグリ監督の試合後のコメントを『スポルトメディアセット』などが伝えている。
「この試合でシーズンを全てまとめてしまうのは短絡的だ。言い訳はしない。あと勝ち点6を獲れる。次は大事なミラン戦だ」
「試合直前に勝ち点10はく奪と聞かされるのはもちろん何かがおかしい。それでも、立ち上がりは悪くなかったし、先制されたあとで追いつくこともできたはずだ。精神的なダメージを理由に崩壊を正当化してはいけない。いまは黙って、この敗戦を受け入れるしかない」
「ピッチでは勝ち点69を獲った。試合開始の25分前まで2位だ。それが気がつけば勝ち点59になっていた。本来ならミランとチャンピオンズリーグ出場を争う試合になっていた。ただ、選手たちを責めようがない。簡単な状況ではないね。ここで働く全ての人に対して敬意がない状況だ。きっぱり解決してほしい。ちゃんと決めてほしい。それだけだ」
自身の去就についても問われた。
「クラブと話し合う必要がある。まずはどうなるか確認しなければいけない。カップ戦に出られるなら、そこからリスタートだ。それがダメなら、ユヴェントスがすぐに勝利を取り戻すとは言いにくくなる」
「困難なときほど、足並みをそろえて進んでいくことが大事になる。いまユーヴェを見捨てるのは卑怯だ。私は非常に怒っているし、失望も大きい」
「選手たちには称賛しかない。黙っているしかないが、ピッチ上では2位なんだ」
●ユヴェントス勝ち点はく奪で大敗…。インテル3位、ミランは4位浮上【CL出場権争い】
●ユヴェントス、勝ち点10はく奪決定。ミランはCL出場権獲得圏内に