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ローマとユヴェントスが先勝。日本人選手所属クラブを完封【ヨーロッパリーグ】

久保建英のシュートには肝を冷やしたローマ

9日にヨーロッパリーグ・ベスト16の各試合が行われた。ローマとユヴェントスはともに先勝している。

ローマ 2-0 レアル・ソシエダ

ローマホーム・オリンピコに久保建英擁するレアル・ソシエダを迎えて、2-0で先勝した。

好調、特にホームで圧倒的な強さを見せているローマは、13分に幸先良く先制。右サイドからカウンターを仕掛けると、ディバラが運んで縦に出したボールをエイブラハムが流れてペナルティーエリア右で受けてクロス。ここにエル・シャラウィが飛び込んでゴールネットを揺らした。

ローマは久保建英のシュートがポストに当たって肝を冷やす場面もあったが、ゴールを許さず。87分にはディバラの鋭いCKにクンブラが飛び込んで、価値ある2点目を決めて試合終了を迎えた。

ローマは2023年に入ってホームゲーム9試合を戦って8勝。失点したのは負けたコッパ・イタリアのクレモネーゼ戦という見事な状態にある。

ユヴェントス 1-0 フライブルク

ユヴェントスは堂安律が所属するフライブルクをホームに迎え、1-0で勝利した。

ポール・ポグバが規律違反で招集外のユヴェントスは、23分にアレックス・サンドロが負傷。自らボールを蹴り出してピッチから退き、かわりにボヌッチが入った。

試合は完全にユヴェントスペースで、前半は1本もシュートを打たれず。『Opta』によると、これはユヴェントスにとってヨーロッパの大会では2012年11月7日のノアシェラン戦以来の出来事だ。

それでも先制できずに折り返したが、53分に待望の先制点。コスティッチのクロスにディ・マリアがヘディングで合わせてリードを奪った。

しかし、62分にまさかの展開。フライブルクにセットプレーからゴールを許し、暗雲が立ち込める。だが、ハイボールを落とした形になったギンターの手に当たっていることが確認され、オンフィールドレビューで取り消しに。

その後失点せずしのいだユヴェントスは、ホームでのファーストレグを1-0で終えた。81分におそらく筋肉系の負傷で座り込んだフェデリコ・キエーザの状態は気になるところだが、無事先勝している。

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