サレルニターナ戦は2点ビハインドから巻き返すも…
ユヴェントスは11日のセリエA第6節でサレルニターナと対戦し、2-2の引き分けで試合を終えた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が試合後にコメントを残している。
ホームのユヴェントスは、前半に2失点を許して、2点を追いかける後半に。51分、コスティッチのクロスにブレメルがヘディングで叩きつけて1点差としたが、その後がなかなか続かなかった。
それでも終盤に怒涛の展開が待っていた。アディショナルタイムにアレックス・サンドロがペナルティーエリア内で倒れてPKを得ると、ボヌッチのPKは止められてしまうが、こぼれ球をボヌッチが自ら押し込んで同点に。アディショナルタイムの4分には、左からのCKにミリクが合わせて一気に逆転した。
しかし、このゴールをめぐってVARでジャッジをすることに。ミリクのシュートの時点でボヌッチがわずかにオフサイドポジションにいたためゴールは取り消しに。両チームが大揉めとなり、ユヴェントスはミリクとクアドラードが退場、アッレグリ監督も退席になり、サレルニターナもファシオにレッドカード。大荒れの中で試合終了となった。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督は?
アッレグリ監督は、試合後の会見で次のように語った。
「まずは試合を分析しよう。最初の20分間はうまくいっていたが、失点してそこから止まってしまった。ビハインドの展開は初めてだからそこからの反応に興味を持っていたが、うまく反応できなかった。ただ、後半は良い試合にできたね。勝っていれば首位と勝ち点2差だったから残念だ」
「サレルニターナは良い試合をした。ニコラの手腕を称えなければいけない」
最後の判定については次のように話している。
「私はレフェリーではないので、自分の考えを言うことはできない。ただ決定を受け入れるだけだ。レフェリーはよくやっていると思う。ゴールのときにカンドレーヴァがどこにいたのかを見てみたいね。シーズンの開幕から、我々はちょっとVARに関して運がないのかもしれない」