カイオ・ジョルジは重傷
昨年9月に『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が紹介し、カルチョイズムでも取り上げた【21-22セリエAブレーク期待の若手10選】。彼らはどのような成長を遂げたのだろうか。
ここではカイオ・ジョルジのシーズンを振り返る。もとの記事はこちら。
プロフィール
カイオ・ジョルジ(Kaio Jorge)
クラブ:ユヴェントス
ポジション:FW
生年月日:2002年1月24日(20歳)
国籍:ブラジル
2021-22セリエA成績:9試合出場
市場価値推移:1200万ユーロ→700万ユーロ
※市場価値は『Transfermarkt』参照
2年目に期待
ミランとの争奪戦の末にユヴェントスが獲得したカイオ・ジョルジは、全てがうまくいかなかった一年だったかもしれない。
大きな期待を背負ってユヴェントスに加入したブラジルの才能だが、シーズン開幕直後にケガで離脱。チームは開幕から不振にあえぎ、チャンスを与えるどころではなかった。10月にケガは癒えたが、ベンチスタートが主で、出番は後半のラスト数分ということがほとんど。インパクトを残せずにいた。
そのため1月のメルカートではレンタルで放出する話が出ていたが、この話もまとまらずに残留が決定。すると2月にU23のゲームに出た際に左膝蓋腱(ひざ下の腱)を断裂し、全治8カ月程度の長期離脱となった。
まだ復帰には時間が掛かりそうなカイオ・ジョルジ。イタリア2年目でブレークを果たせるだろうか。