ユヴェントスU23で活躍中
ユヴェントスは、マルレー・アケが招集メンバーに加わることが増えている。フェデリコ・キエーザらの長期離脱も影響し、トップチームから声が掛かっている状況だ。
もちろん右サイドのレギュラーはフアン・クアドラードだが、ユヴェントスは過密日程をこなさなければいけない。これからさらに出番が増えそうなアケは、どんな選手だろうか。
プロフィール
マルレー・アケ(Marley Ake)
ポジション:ウイング
国籍:フランス
生年月日:
身長:177cm
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モンペリエ近郊で生まれてマルセイユへ
アケは1月18日に行われたコッパ・イタリアのサンプドリア戦でトップチームデビューを飾った。このとき、すでに1アシストを記録している。ユヴェントスはフェデリコ・キエーザの負傷離脱があったため、アケは年明けからコンスタントにトップチームに招集されており、2月13日にはアタランタ戦の終盤に登場。セリエAデビューも済ませた。それでも、これまではいずれも短時間の出場。先発となれば、本人にとっては大きなアピールの機会だ。
アケは、U-19フランス代表も経験したフランス人。ただし、彼の家族がコートジボワール出身だ。アケ自身はモンペリエ近郊のベジエというところで生まれた。
『スカイ』によると、子供の頃にモンペリエとベジエの下部組織でプレーしたが、そこまで評価は高くなかったという。ただ、彼が子供の頃から応援していたマルセイユがその才能に注目。幼少期からの憧れだったディディエ・ドログバと同じクラブに入団した。
マルセイユの下部組織でメキメキと成長したアケは、プロデビューもマルセイユ。アンドレ・ビラス=ボアスが指揮を執っていた2019-20シーズンにリーグ戦で9試合に出場している。
その後、2021年にアケはユヴェントスに加入。現在はU23の中心選手となっている。
得意ポジション
アケはユヴェントスU23で主力の一人。セリエCでは今季すでに5ゴール4アシストと、決定的な活躍をしている。スピードのあるウインガーで、利き足は右。自らカットインしていく形を得意としており、左右両方で起用されているが、本人は左の方を好んでいると言われている。
謙虚な若者
『スカイ』はアケの人間性についても記している。有望な若手で野心があるものの、地に足が付いた少年という評判だ。インスタグラムもカルチョ一色。少なくとも、プライベートをSNSで扱う気はないようだ。
『ファンページ』は、アケがユヴェントスに加入したときに一つのエピソードを紹介していた。アケはマルセイユ所属時、小型の電気自動車で練習場まで通っていたという。アケによると、「僕の車はトラクターとか洗濯機とか呼ばれてからかわれていたよ」とのこと。ただ、本人は「それで十分だったんだ」と語ったそうだ。
これから“出世”していく中で、さまざまな誘惑があるかもしれないが、少なくともこれまでのキャリアを振り返る限り、真面目にカルチョに取り組む若者であることがうかがえる。
マルレー・アケ紹介動画
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