アッレグリ采配的中、ローマ攻略のシステムは「3-1-6」?
ユヴェントスは17日、セリエA第8節でローマをホームに迎え、1-0で勝利した。イタリアメディアが選手採点をつけている。
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●オルサート主審には低評価連発
ユヴェントスは全員が概ね高い評価を受けているが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』『コッリエレ・デッロ・スポルト』はどちらもGKヴォイチェフ・シュチェスニーをマン・オブ・ザ・マッチに選出。ジョルダン・ヴェレトゥのPKを止めた功績を称え、両紙とも「7」を付けた。
ワースト選手もどちらも同じで、前線で沈黙したフェデリコ・キエーザとなっている。
シュチェスニーのほかに高評価だったのは、マッティア・デ・シーリオだ。こちらはシュチェスニーと同じ「7」が付いた。
メディアによって違いはあるものの、『ガゼッタ』はこの日のユヴェントスのシステムを3-5-2と表記。左サイドでデ・シーリオが戦術的に重要な役割を担ったとしている。デ・シーリオが左サイドに開いて高い位置を取ることで生まれたのが決勝点だとつづった。
また、『JuventusNews24』は、これを生んでいるのがロドリゴ・ベンタンクールの位置取りだと指摘。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、ローマがハイプレスをかけてこないことを見越して、ベンタンクールに縦の動きを要求していたとしたとみている。ローマのサイドバックがベンタンクールとベルナルデスキをみなければいけなくなり、大外が空いたことは、指揮官の狙い通りだとした。同メディアはこういったシーンが何度もあったとし、インサイドハーフが前線に飛び出す「3-1-6」のようになっていたとしている。
●サイドチェンジを受けたデ・シーリオから先制点が生まれる