ユヴェントスがようやく今季初勝利
ユヴェントスは14日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第1節でマルメと対戦し、敵地で3-0と快勝した。
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前半終了間際にたたみ掛ける
カンピオナートでここまで未勝利が続いているユヴェントスは、不安定な立ち上がり。序盤はマルメに押し込まれるシーンが目立った。
それでも23分、右からクアドラードが上げたクロスにアレックス・サンドロが頭で飛び込んで先制点を奪うと、主導権を握った。
43分にモラタが倒されて得たPKをディバラが決めてリードを広げると、前半アディショナルタイムにはGKシュチェスニーのロングフィードから最後はモラタが決めて3-0で折り返す。
前半終了間際に一気に勝負を決めたユヴェントスは、後半点差を維持。チャンピオンズリーグ初戦で今シーズンの初白星を手にしている。
アッレグリ「無失点での勝利を求めた」
マッシミリアーノ・アッレグリ監督は、クリーンシートでの勝利に安堵している様子。試合後に指揮官は「勝つことはいつも役に立つ。シーズン開幕から毎試合失点していた。今日は選手たちに無失点で試合を終えるように頼んだよ」とコメント。「良い試合だった。勝てば全てが簡単になる。勝ち点を逃すと、特にカンピオナートでは後退となってしまうね」と述べた。
さらにアッレグリ監督は「我々は言われているように、ミスで勝ち点を落としてきた。それを乗り越えることで成長していける。今夜のパフォーマンスに浮かれることなく、バランスを維持することが大事だ。負けて落ち込む必要もなければ勝って舞い上がる必要もない」と語っている。
モラタ「今ほどポジティブなことはない」
3点目を決めたモラタは、「チャンピオンズリーグで白星スタートを切ることは大事だった。ポジティブなことがたくさんある。でも、それは今日の試合だけじゃなくて、ナポリ戦でもあった。どっちも真剣に戦ったけど、エピソードに左右されることもあるってことだ。とにかく今日は勝利が不可欠だったね」とコメント。結果が出ないことへの不安はあったかと問われると「全然だね。ユヴェントスで様々な状況を経験してきたけど、今ほどポジティブなことはなかった」と自信を口にしている。