ジェズス、オーバメヤン、ブラボビッチ、イカルディ…。候補は様々
ユヴェントスがクリスティアーノ・ロナウドの後釜探しを始めた。クラブは若手に切り替える方針かもしれない。『スカイ』が伝えている。
●C・ロナウド、「唯一あり得る選択肢はマンチェスター・シティ」だが現時点ではユヴェントス残留濃厚か
ロナウドの代理人であるジョルジュ・メンデスは25日にイタリア入りした。その日のうちはクラブと会わず、26日になってユヴェントスと接触している。イタリアメディアは当初、ユヴェントスがロナウドを移籍金ゼロで手放す意図はないということを伝えたと、そこまで大きな動きはなかったことを報告していたが、一部スペインメディアはマンチェスター・シティへの移籍が目前になったと報道。26日夜になってイタリアメディアでもこの情報が確認できたようで、「ロナウドのユヴェントスでの物語は終了する」ことが伝えられた。
本命ガブリエウ・ジェズス、オーバメヤンらの名前も出るが…
これを受けて、早速後継者の話題が出ている。
まずは25日の時点でも話題に挙がったガブリエウ・ジェズスだが、こちらはマンチェスター・シティが放出を認めない模様。ユヴェントスは取引の一部に含めることができないようだ。
そのほかにピエール=エメリク・オーバメヤンやアレクサンドル・ラカゼット、アントワーヌ・グリーズマンといった名前が浮上しているが、「完全な説得力がある選手はいない」と『スカイ』。そういった事情もあり、若手に照準を合わせる可能性があるという。
ケアン21歳、スカマッカ22歳
ユヴェントスが注目しているのは、2019年夏に同クラブを去ったモイゼ・ケアンの復帰。もしくは、サッスオーロのジャンルカ・スカマッカの獲得だ。後者はマッシミリアーノ・アッレグリ監督が高く評価しているのではないかと記事は伝えている。
ブラボビッチはノーチャンス?
また、そのほかの選択肢としては、フィオレンティーナのドゥシャン・ブラボビッチが注目されているが、「メルカート残り5日間でロッコ・コンミッソがユヴェントスと交渉の席につくとは思えない」と同メディアは記した。
イカルディはPSGがノー
●イカルディ、イタリア復帰の可能性? ワンダ・ナラ「子供たちは帰りたい」
さらに、マウロ・イカルディのイタリア復帰もユヴェントスが検討した案だが、キリアン・ムバッペのレアル・マドリー行きが現実味を帯びてきたこの段階でパリ・サンジェルマンはFWの放出を望んでおらず、良い返事は得られなかったようだ。
移籍市場は残りわずか。獲得できる選手は限られている。ユヴェントスにやってくるのはロナウドの後釜となるエースではなく、次の世代に向けたFWなのかもしれない。