インテルはアントニオ・コンテ監督が望む中盤をつくろうとしている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は31日、指揮官が理想とする中盤の構成を分析した。
インテルはサンドロ・トナーリを獲得せず、即戦力の補強に方針を切り替えた模様。現在のターゲットは、バルセロナのアルトゥーロ・ビダルと、チェルシーのンゴロ・カンテだ。
この補強が実現した場合、コンテ監督はビダル、カンテ、バレッラという構成を考えるものとみている。『ガゼッタ』はこれが「ほかのビッグクラブと比べても最もパワフルな中盤になるだろう」とし、「スクデットを目指す中盤」と記した。
カンテについては「圧倒的なフィジカルでダイナミズムがあり一人でこなすことができる」と評価。創造力に欠ける部分はあるかもしれないが「おそらく必要に応じてクリスティアン・エリクセンがカバーする」と予想している。
『トゥットスポルト』は、カンテ獲得に5000万ユーロが必要になると指摘。ブライトンとのプレシーズンマッチではキャプテンマークを巻いており、チェルシーからの引き抜きは容易ではないとしている。また、チアゴ・シウバを獲得したことで、ミラン・シュクリニアルを条件に出すのは難しく、マルセロ・ブロゾビッチに興味を持つか様子をうかがっているのではないかとも記した。
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