インテルは19日、セリエA第34節のローマ戦を2-2の引き分けで終えた。アントニオ・コンテ監督が試合後、『インテルTV』でコメントを残している。『FcInterNews』が伝えた。
「今夜のローマ戦にしてもそうだが、いつも相手の方が休んでいる。そんな中で最初からプレッシャーをかけていったチームに感謝しているよ」
「我々はローマより勝ち点14多く稼いでおり、4試合を残してチャンピオンズリーグ出場権を手にした」
――戦術的には準備したとおりだった?
「ああ。中盤で数的優位をつくりたかった。適切なタイミングで縦に入れるべきだったね。細かいところが結果につながることはあるものだ」
――いずれにしてもポジティブなシーズン
「ティフォージは、このチームを誇るべきだ。素晴らしい数字を残している。たったの4敗だ。これはユーヴェと並んで首位だし、最少失点で、得点数も2位だ。ローマやナポリ、ミランといった強豪にも大きな差をつけている。どのチームもチャンピオンズリーグに行くための準備をしてきたチームだ。つまり、我々はとても重要なことをしている最中だということだね。ただ、ローマは一日にして成らずとは言ったもので、時間がかかるものだし我慢が必要だ。みんながそれを理解してくれることを願っている」
――あと4試合。そのあとにヨーロッパリーグ。
「常に勝つというのが野心としてある。カンピオナートでも、フレンドリーマッチだろうとね。その上で、今日の試合のように、相手がいるものだ。いくつかの特殊なエピソードが起こり、最終的にはバランスが取れる。こういったプレッシャーに慣れ、試合の様々な局面に対応しなければいけない。もちろん、前半の最後のエピソードは我々を少しナーバスにさせた。そういったことにもどう対応すべきか学ばないとね。ただ、繰り返しになるが、選手たちにこれ以上を求めることはできない。感謝を言うほかにないよ」