インテルのプリマヴェーラに所属するFWウィルフリード・ニョントが、イタリアを離れることになった。23日、チューリッヒが同選手の加入を発表している。
16歳のニョントは、身長165cmと小柄だが、得点力とスピードあふれるパワフルな突破が魅力の若手。昨年は、トップチームに呼ばれたためU-17ワールドカップを回避することになったFWセバスティアーノ・エスポジトのかわりにU-17イタリア代表に呼ばれ、同大会で3ゴールを記録した。
ニョントとチューリッヒの接触は数カ月前に始まっており、3年契約にサインをしたとのこと。新型コロナウイルスの影響もあってまだ具体的な日にちは決まっていないが、2020/21シーズンから加入することになるという。
コートジボワール人の両親を持つニョントは、ピエモンテ州北部のヴェルバニア生まれ。子供の頃から、インテルの練習に参加するために長距離移動を繰り返してきたとのことだ。