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3冠を振り返るミリート「2ゴールは誇りだけど、グループの勝利」

元インテルのディエゴ・ミリートが、『スカイ』で2010年のチャンピオンズリーグ決勝を振り返った。『TMW』が伝えている。

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――マドリッドの夜の前、モウリーニョがチームに言ったことは?

「あのとき、監督は僕たちを安心させた。監督は僕たちのリーダーで、チームを落ち着かせることがすごく大事だと感じていた。僕たちは、あのときがネラッズーロにとってすごく大きな瞬間だと分かっていたよ。スタジアムに行く前のことをはっきりと覚えている。とにかくこの瞬間を楽しもうと言われた。再びそういった機会が訪れるかどうかは分からないのだからね」

――マドリッドでの朝は、素晴らしい試合をしようという感覚はあった?

「いいや。もちろん、全ての試合誰もが良い感覚を持ってピッチに行っている。そして、全てが順調だったのは確かだ。こういった瞬間を経験したことがない人がほとんどだったから、決勝に勝てると信じていたよ。カンピオナートとコッパ・イタリアで優勝したあとで、自信もあった。イタリアのカルチョに一つの歴史を刻む機会だった。決勝で2得点を決めたことは誇りだけど、グループ全体の勝利だ。僕はインテルに良いタイミングで加入した。ただ、そのチームはすでに4年連続でスクデットを獲っていたんだ」

――チャンピオンズリーグ優勝後、深夜にサン・シーロでお披露目をした

「いつも言っていることだけど、マドリッドでのことは言葉で言い表すことが難しい。チャンピオンズリーグでのプレーは子供のころからの夢だった。決勝で2点決めるなんて、想像するのも難しい。夢が本当になったということだね。サン・シーロは神秘的なスタジアムだ」

――パーフェクトなストライカーの要素を3つ挙げると…?

「ブラジルのロナウドにすごく憧れていた。まさに理想のストライカーだ。メッシも理想のFWであることは置いとくとして、ロナウドはドリブル、スピード、飛び出し、1対1…、全てを兼ね備えていたよ。彼は史上最強の一人だね」

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