インテルのアントニオ・コンテ監督が19日、翌日に行われるヨーロッパリーグのルドゴレツ戦に向けて会見を行った。その模様を『FcInterNews』などが伝えている。
https://calcismo.com/italy/inter/6940/
――ルドゴレツの強みは?
「ヨーロッパの大会に慣れているチームだ。国内リーグでは2位に差をつけて首位を走っている。個々のクオリティを見てもレベルが高い。我々は、強い気持ちと謙虚さを持って臨まなければいけない。彼は前の試合も6-0で勝っている。注意しなければいけない」
――ルドゴレツのベストプレーヤーは? コスミン・モツィについては?
「イタリアでもプレーしたことがある選手だね。ただ、個人についての話は好きじゃない。チームとしてのことを考えている。ルドゴレツが選手個々でも非常に優れていることは確かだ。我々はリスペクトしなければいけない。我々は彼らのクオリティを知り、どこが欠点なのかを探している」
――アレクシス・サンチェスのベストはいつ見られるか
「サンチェスはひどいケガから戻ってきたところで3カ月離脱していた。よく回復しているね。もうすぐスタメンで起用できる。彼はこの2年間、出番が少なかった。最高のコンディションを取り戻さなければいけない。我々の目標を達成するためにも、我々は彼をサポートしていかなければいけない」
――ラツィオ戦の黒星
「結果に落胆している。パフォーマンスではなくね。パフォーマンスそのものは、今カンピオナートで非常に強いチームを相手に良かったと思っている。2つの失点がいずれもプレゼントだったことが残念だ。だからこそ、改善への意欲は強い。それだけを追い求めていかなければね。明日の試合はヨーロッパの大会だ。できる限りの状態で臨まなければいけない」
――ラツィオ戦のあと、個々の成長が必要だと話していた
「選手はそれぞれが自分を改善することを考えるべきだ。となりがどうとかは考えるべきではない。個々の成長について話したのは、それが必然的に全体の成長につながるからだ」
――遠征にいかないのは?
「ブロゾビッチはミラノに残る。足首の問題があるからだ。2日間練習していない。個別メニューを続けて100%の状態を目指したい。シュクリニアルも残る。出ないかもしれないからだ。風邪で少し練習を回避していたから、ミラノに残すことにした」