インテルは29日、コッパ・イタリア準々決勝でフィオレンティーナと対戦し、2-1の勝利を収めた。アントニオ・コンテ監督が試合後、『Rai』にコメントを残している。『FcInterNews』が伝えた。
――良い勝利
「だね。妥当な結果だと思う。満足しているよ。次は準決勝だ。最後までいきたいと思っている。我々は経験を積みたいし、さらに向上したいからだ」
――最近は調子を落としているのでは?
「今日は勝たなければいけなかった。引き分けはあり得るものだ。カリアリ戦は本当に多くのチャンスがあっただけに厳しかった。今日も2点目のチャンスをつくっていたね」
――ダービー、ナポリ戦、ラツィオ戦が1週間で続く
「何人かの選手を取り戻さなければいけない。中盤で大きな問題が起きないことを願っている。ベシーノとバレッラしかいなかったからね。エリクセンはパーソナリティを示した。我々のクオリティを高めてくれる。セントラルMF数人が回復することを願っているよ」
――エリクセンはアタッカー起用?
「難しい。ラストパスが優れていて、非常に賢く、柔軟な選手だとしてもね。もっと練習を重ねれば、我々のアイディアに入っていくだろう。今日はトレクァルティスタとして出した。センシとボルハが起用できないから2トップと一緒に使った。ただ、こういった状況では即興でうまくいくことを願う必要もある。彼は中盤で複数のポジションをこなせるしね」
――バレッラの活躍
「ニコロは今、良くなっている。彼はセンシ同様、プレー時間と試合勘を必要としていた。今日は中盤として、ディフェンスラインの前として、とても良いプレーをしていたね。彼は賢く、強さとエネルギーがある。このレベルを維持することが大切だ。まずは負傷前に戻ることだね」
――このシステムを今後も使う可能性は?
「起用できる中盤が2人しかいないことによる強制的なチョイスだった。将来をみていこう。エリクセンがこのポジションをできるからね。センシとボルハのコンディションが悪く、システムを変える必要があった。そこで選手の質に期待した。オプションにはなり得るが、取り組んでいかなければいけない」