インテルは6日に行われたセリエA第18節でナポリと対戦し、敵地で3-1の勝利を収めた。アントニオ・コンテ監督が試合後、ファビオ・カペッロ氏と口論になる場面があった。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
【ナポリ対インテル】2020年もLuLa! インテルがサン・パオロでナポリ撃破【セリエA第18節】
ナポリ 1-3 【セリエA第18節@サン・パオロ】 14分 0-1 ルカク(インテル) 33分 0-2 ルカク(インテル) 39分 1-2 ミリク(ナポリ) 62分 1-3 ラウタロ(インテル) ▼先...
口論が起きたのは、『スカイ』の中継中。現場とスタジオをつないで試合後のインタビューをしているときのことだった。スタジオにいたカペッロ氏は、インテルがホームよりアウェーで好成績を残していることについて、「守ってカウンターができるからだ。特にリードしている場面ではね。サン・シーロではもっと攻撃的にいかなければいけない」と語った。
この意見に同意しなかったのがコンテ監督だ。145試合目でのセリエA100勝達成が史上最速だとマイクを向けられた指揮官は、こう答えた。
「そのデータは試合後にメディアから知らされただけだ。あまり見ていないものでね。私が笑っていたのは、正直カペッロさんに同意できなかったからだ」
「今日のインテルがカウンター狙いで引いていたとは思わない。非常に高い位置をとっていたし、試合を通してやっていた。いつもカウンター、カウンターと言われているが…」
すると、カペッロ氏が割って入り、「モダンだと言ってほしいのか?」と述べてさらに続けていると、コンテ監督は「我々は何の話をしているのでしょうか」と切り込むと、笑顔をやめて「それは我々がやっているカルチョとは違う」と主張。「試合を観ている人よりも対戦相手が我々を恐れていることが幸いだ」と述べた。