インテルのFWセバスティアーノ・エスポジトが、21日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに答えた。
3月のヨーロッパリーグでトップレビューを飾ったエスポジトは、今シーズンに入ってさらに期待が高まっている。当初はU-17ワールドカップに出場する予定だったものの、インテルでアレクシス・サンチェスが負傷したため、クラブがチームにとどめることを決めた。
デビュー戦をこれまでのキャリアで「最高の喜び」と語ったエスポジト。そのスタジアムに両親がいなかったことを問われると、「フランクフルト戦で両親がこなかったのは、ゲン担ぎなんだ」と返答。「今シーズンの序盤戦に来ていたけど、セリエAデビューのときはいなかった。だから、親に家にいてくれって頼んだんだ。僕がピッチに立ったとき、スタンドには兄のサルヴァトーレだけだったよ。でも家族はすごく大事だ。次のタトゥーはきっとお母さんに捧げるよ」と語った。
アントニオ・コンテ監督については「すごい監督だ」と語り、チームメートのロメル・ルカクについては「外では謙虚な人で、ロッカーでは僕を弟のように扱ってくれる。彼からは学ぶことしかない」とコメント。「ただ、彼だけじゃなく、ダンブロージオともすごく良い関係で、彼がユーヴェ・スタビアにいたときに、僕のお父さんが指導者だったんだ」と話している。
インテルが自身の成熟にどう大切かと問われるとエスポジトは「すごく大切だ」と返答。「僕は下部組織の人間だけど、一つのファミリーなんだ。選手としてはもちろん、一人の男として成長している。ロベルト・サマデン(インテル下部組織責任者)のことには触れなければいけない。あと、もう亡くなってしまったけど、僕をブレッシアから連れてきてくれたロベルト・クレリチも忘れられないね」と述べた。
インテルのプリマヴェーラで次に頭角をあらわすのは誰だろうか。エスポジトは「ガエターノ・オリスターニオの才能は本物だ。僕と同じ2002年生まれだ。素晴らしい左足があるけど、それだけじゃない。(U-17)ワールドカップでのゴールを見た?」と、自身の友人を紹介した。
◆オリスターニオのU-17ワールドカップ・エクアドル戦のFK(YouTubeより)
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