目標はあくまでCL出場権
セリエA第28節、ミラン対インテルのミラノダービーが8日に行われる。ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督の前日会見の様子を『MilanNews』が伝えた。
ダービーという試合の特殊性
「ダービーは常に特別で、美しく、戦う喜びを感じる一戦だ。首位と2位が激突する、素晴らしいスポーツの夜になるだろう。勝ち点はどの試合でも同じ重みを持つが、明日勝ち点を得るのは容易ではない。全勝に近い成績を残している強力な相手に対し、我々は結果を出すことだけを考えて戦う」
スクデットの夢とチームの現状
「明日の夜、ピッチで何が起きるかを見守るしかない。試合後に勝ち点差がどうなっているかを確認すればいい。我々の目標は明確だ。現在の57ポイントではチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得には不十分だ。背後のチームも追い上げてきているし、今後はインテル、ユーヴェ、ナポリ、ラツィオ、アタランタとの厳しい日程が控えている。ロフタス=チーク、ガッビア、ヒメネス以外はみんな良好だ。左サイドはバルテザーギかエストゥピニャンのどちらかを明日決める」
自身の進退とミランでの今後
「私は2027年まで契約を結んでいる。未来とは明日であり、その次の日曜日のことだ。私はミランに満足しているし、ここで非常に幸せだ。7月からプロジェクトを開始し、クラブは将来に向けて動いている。だが、目標を達成するまでは目の前のことに集中しなければならない。ミランはCLの舞台に戻るべきクラブだ」
インテルの警戒すべき点
「彼らはあらゆる形からゴールを奪ってくる。ミドルシュート、クロスへの合わせ、エリア内でのフィジカルの強さ。明日の先発が誰であれ、多彩な解決策を持っているチームだ。対して我々にも、インテルからゴールを奪い、素晴らしい試合を演じるための重要なクオリティが備わっている」
インテルへの評価とフランチェスコ・ピオ・エスポジトについて
「インテルはこの6年間、常に優勝争いに絡んできたリーグ最高のチームだ。経験豊富なベテランに加え、技術とフィジカルを兼ね備えている。エスポジトは非常に強力で優れた若手だ。現時点でリーグ最強のチームであることは間違いない」
アレッサンドロ・バストーニを巡る状況とティフォージへの要望
「私から特別な呼びかけをするつもりはない。ただ、ミランのティフォージには、初日のバーリ戦からそうであったように、我々を支え続けてほしい。ホームでもアウェーでも、彼らは素晴らしい後押しをしてくれている。やるべきことは、ミランを応援することだけだ」
インテルの戦術予想と詳細へのこだわり
「相手がどのような準備をしてきたかは分からないが、我々は均衡した美しい試合になると想定している。細部に注意を払う必要がある。彼らはアタッキングサードにおいて、真に危険なチームだからだ」
ラウタロ不在によるインテルの変化
「ラウタロは偉大な選手だが、インテルには我々と同様に強力な攻撃陣がいる。誰が出場するかに関わらず、このような重要な試合には技術、心、情熱、そのすべてが必要とされる」
インテルのセットプレーへの警戒
「彼らには優れたキッカーとターゲット役が揃っている。クロスやミドルシュートと同様に、セットプレーも彼らの強みだ。だが我々も好調を維持している。手強い相手だと自覚した上で、勝利を掴み取るという強い確信を持ってハイレベルな試合を見せたい」
10日間の休暇による影響と選手のコンディション
「フィジカルの問題ではなく、モチベーションこそが違いを生む。クリスティアン・プリシッチやラファエル・レオンの状態は上がっているし、エストゥピニャンも精神面で成長している。指の骨折から復帰したフュルクルクも良くなっているし、出場停止明けのラビオや、成長著しいヤシャリも準備はできている」
ジェリー・カルディナーレ会長が来る影響
「オーナーが近くにいてくれるのは非常にうれしいことだ。ここ1カ月で2度も足を運んでくれている。クラブが重要なミランを築こうという強い意志を持っている証拠であり、我々全員がその姿勢を喜んでいる」
守備陣の選手不足への対応
「クラブと共に評価を下した結果、現在の守備陣を向上させるような補強案はなかった。私は今のメンバーに満足している。ガッビアも1カ月以内には戻ってくるだろうし、成長著しいオドグも必要であれば迷わず起用する」
ミランの伝統と野心
「ミランを率いる以上、リーグの頂点を目指すという大きな野心を持たずにスタートすることはできない。カルチョには多くの変数が存在するが、私の知る唯一の方法は、クラブのDNAを尊重し、組織を整え、平穏の中で仕事をすることだ。このクラブに関わる人々の情熱と愛は、技術的な価値だけでなく、違いを生む道徳的な価値を持っている」
自身への批判に対する考え
「批判は仕事の一部だ。SNSを通じて誰もが意見を言える時代であり、それは正しいことだ。私はポジティブな批判を糧にし、自省の材料にする。すべてを受け入れる必要はないが、耳を傾けることで得られるものはある。何より重要なのは、目標を達成することだ」
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