コモ戦でも標的になったインテルDF
インテルは3日、コッパ・イタリア準決勝でコモと対戦し、敵地でのファーストレグを0−0で終えた。コモのセスク・ファブレガス監督が、試合後の会見でアレッサンドロ・バストーニについて語った。
バストーニは第25節ユヴェントス戦で大げさに倒れてピエール・カルルの退場を誘発したことで激しい非難を浴びた。その余波は収まらず、第26節のレッチェ戦に続き、今回のコッパ・イタリアでもボールを持つたびにスタンドからブーイングが浴びせられる事態となっている。
「イタリア最強チーム」という宿命?
対戦相手の指揮官であるセスク監督は、バストーニが標的となっている現状を冷静に分析している。
「彼がブーイングを受けるのは、イタリアで最も強いチームでプレーしているからだ。特定の個人に対して誰かが声を荒らげれば、周囲もそれに同調してしまう。フットボールの世界では起こり得ることだ」
セスク監督はバストーニへの個人的な面識はないとしつつも、対戦相手として分析を重ねてきた経験から、その実力を高く評価している。
「ここ数年インテルを熱心に研究してきた中で、彼がトッププレーヤーであると確信している。素晴らしい青年であり、今回の件はティフォージ特有の反応に過ぎないと考えている」
「将来の主将」を守るべき
さらにセスク監督は、若きディフェンダーを過度なバッシングから守る必要があると説いた。
「我々は彼を守らなければならない。彼は将来のイタリア代表のカピターノになる存在だ」
かつて自身もピッチ上で多くの経験を積んできたセスク監督は、ミスを許容し、成長を促す姿勢の重要性を強調している。
「あの日の振る舞いが間違いだったかと言われれば、確かにそうだろう。だが、それは起こり得ることだ。私自身もサン・シーロで過ちを犯した経験がある。過ちを認めて謝罪すればいい。彼らはまだ若く、常に学び、成長することができる。バストーニは必ずこの状況を乗り越えるだろう」
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