単独首位浮上!ラウタロ・マルティネスらの活躍でジェノア撃破【インテル採点】

ジェノア戦の高評価は?

インテルは14日に行われたセリエA第15節でジェノアと対戦し、敵地マラッシで2−1の勝利を収めた。イタリアメディアの主な採点を紹介する。

試合展開

インテルはリヴァプール戦を落としたあとでカンピオナート。ジェノアは下位に低迷しているものの、ダニエレ・デ・ロッシ監督就任後、明らかに得点力が向上し、警戒すべき相手だった。

それでも、インテルは油断なく入った。開始直後にピンチはあったが、6分にヤン・ビセックのゴールで先制すると、その後もチャンスが続いた。38分には、ラウタロ・マルティネスのゴールで加点に成功し、2点リードで折り返した。

後半はインテルがやや慎重になり、テンポを落として試合をコントロール。だが、68分には1本のロングボールからヴィティーニャにゴールを許し、1点差に詰め寄られた。

終盤はジェノアが猛攻に出たものの、インテルがしのぎ、2−1で勝利を収めた。

セリエA第15節ではナポリが敗れ、ミランが引き分けたため、インテルが首位に浮上している。

インテルの主な採点

ラウタロ・マルティネス

FcInterNews:7 – 試合序盤は不格好なループシュートで見せ場を逃したが、エスポジトのパスを巧みに生かしてビセックのゴールを演出。さらに、左足の強烈な一撃で追加点を記録。多彩なプレーでジェノア守備陣を混乱に陥れた。
スポルトメディアセット:7 – 最前線で下がってボールを受けつつ、縦への抜け出しも見せた。エスポジトとのコンビで攻撃を組み立て、ベテランらしい駆け引きでゴールも決めた。

ルイス・エンヒキ

FcInterNews:6 – ドゥンフリースの離脱により、ようやく右サイドのレギュラーとして起用され、攻守に安定感を見せた。目立つプレーは少ないが、信頼に応える働きをした。次のステップは「違いを生み出すこと」だ。
スポルトメディアセット:5.5 – 前半は中へ絞ってビセックのスペースを作ったが、後半は存在感を失った。守備ではマルティンへの対応に追われた。

ヤン・ビセック

FcInterNews:7 – 本職の右CBとして起用され、序盤に左足のシュートで先制点を挙げた。コロンボとの肉弾戦では一歩も引かず、終盤までタフにプレー。ボールを持っての突破では失いそうで失わない堅実さも見せた。
スポルトメディアセット:6.5 – アカンジと並んで右CBを担当。コロンボとの1対1で身体の強さを発揮し、攻撃参加にも積極的。ポジションチェンジも柔軟にこなし、複数のシュートチャンスを作った。

ピオトル・ジエリンスキ

FcInterNews:6.5 – 低めの位置で起用されても落ち着いてプレーし、ジェノアのプレスをかわしながら展開。ボールを持って運ぶ場面ではリスクも見られたが、個性を発揮。
スポルトメディアセット:6 – レジスタとして起用され、ミスの少ない配球でリズムを作った。チャルハノールとはタイプが異なるが、地道な働きで貢献。ただし、後半はやや精彩を欠いた。

カルロス・アウグスト

FcInterNews:6.5 – ジェノアの攻撃の起点ノートン=カフィーを封じるという役割を果たしながら、攻撃にも顔を出した。特別目立った活躍はないが、終盤のジェノアの反撃にも落ち着いて対応。
スポルトメディアセット:6 – 左サイドを守備的に抑えつつ、タイミング良く攻撃参加。後半はラインを下げて守備に徹した。

ペタル・スチッチ

FcInterNews:6 – 危険なドリブルやフィジカルを活かした守備で存在感。プレーのテンポは遅めだが、考えて動いており、PK獲得寸前のシーンも。ラウタロのゴールにも間接的に関与した。
スポルトメディアセット:6 – 前半はカルロス・アウグストと連係し、テクニカルなプレーで流れを作った。後半にかけて運動量が落ち、途中交代。

クリスティアン・キヴ監督

FcInterNews:6.5 – 試合の大半を主導しながらも、1失点後には即座に守備的な変更を加え、終盤まで自陣を守り切った。選手交代も効果的で、試合を無事に締めくくった。
スポルトメディアセット:6 – 怪我人による台所事情をうまくマネジメントし、チームにまとまりを与えた。失点後の判断も素早く、バランスのとれた采配を見せた。

ジェノア対インテル:ハイライト動画

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