ユニオン・サン=ジロワーズと対戦
インテルは21日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第3戦でユニオン・サン=ジロワーズと対戦する。試合当日の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の予想スターティングメンバーなどを紹介する。
インテルの予想先発

『ガゼッタ』はフランチェスコ・ピオ・エスポジトとアンジェ=ヨアン・ボニーの2トップを予想。「行けピオ、君の番だ」と見出しを打った。
インテルは週末にナポリとの大一番を控えており、同紙は大幅なターンオーバーを予想している。
クリスティアン・キヴ監督はGKヤン・ゾマーを除いて先発メンバーのヒントを与えなかったため、どのようなメンバーになるかは予想が難しいところだが、普段と異なるメンバーが起用される可能性は高いだろう。
その一環として、病み上がりのラウタロ・マルティネスはベンチスタートとなり、若い2人に前線を任せることになるかもしれない。さらに、ローマ戦のようにダヴィデ・フラッテージを2列目のような位置で起用して、攻撃に厚みをもたらしたい狙いだ。
テュラムは11月復帰?
また、『ガゼッタ』はテュラムの復帰が想定されていたよりも遅れていると指摘した。
CLのスラヴィア・プラハ戦で負傷したテュラムは当初軽傷とみられていたが、左ハムストリングの筋肉を痛めていることが確認された。それでも、この試合までには回復するとみられていたものの、キヴ監督が前日会見で欠場を明言。さらに、「ナポリ戦の出場も分からない」と話していた。
インテルのメディカルスタッフは、慎重姿勢を崩しておらず、復帰は万全の状態になってからだという。痛みそのものはすでにほぼないとのことで、慎重を期し、ナポリ戦後の全体練習復帰が見込まれている。
注目すべきは、昨季のインテルなら、テュラムの回復を急いだ可能性があるということだ。マルコ・アルナウトビッチ、メフディ・タレミ、ホアキン・コレアの3人はなかなか決定的な仕事ができず、ラウタロ・マルティネスとテュラムに依存しがちだった。
だが、今季はピオ・エスポジトとボニーがここまで好スタートを切っており、比較的安心して代役を任せることができている。
ユニオンSG戦で2人の若手FWが活躍すれば、より慎重にテュラムの回復を待つことができるだろう。
テュラムの復帰目標は、11月5日のCLカイラト戦。テュラム自身、「未知のカザフスタンのチームを見てみたい」と意欲的だという。
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