ミランでタクトをふるっているのはモドリッチ？
アントニオ・カッサーノは、まだマッシミリアーノ・アッレグリ監督に対する評価を変えるつもりがないようだ。6日の『Viva El Futbol』でミラン指揮官について語った。
今季のミランは、ここまで好調を維持している。チームを立て直したアッレグリ監督には、称賛の声が高まっているところだ。
だが、以前からアッレグリ監督を酷評し続けたカッサーノは意見を変えず、番組内で次のように語った。
「オレが理想の監督を挙げるなら、モウリーニョ、カペッロ、トラパットーニ、アッレグリのようなタイプだ。ピッチに出て、自分のやりたいようにやればいいからね」
「でも、自分がこの立場にいて、人にどう見えているかを語らなければならないとしたら、オレには何も見えてこない」
「コッパ・イタリアを含めてこの7試合、オレからは何も見えなかった。良かった試合が2つあったとして、それはどこか？ボローニャ戦は見るに耐えなかったし、ウディネーゼ戦はそれ以上にひどかった。ナポリ戦だって退場者が出るまでは全員がボールの後ろに下がってカウンター狙いだった」
ミランが好調の要因は、ルカ・モドリッチにあるとした。
「オレからみると、14番がすべてを決めている。あのパス、あのアウトサイドのスルーパス、あれをやっているのは14番だ。もう一人はただの演出でしかない。あの監督を天才扱いしているが、オレは何も見えない」
「ずっと前から言っている。彼はメディアや周囲、そして異常なまでの運に支えられて過大評価されている監督だ。モウリーニョについてもそう言ってきた。そして、それもいずれ終わる。これが現実だ。オレの目にはそう見えている」
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