ガゼッタなども高評価
28日に行われたセリエA第5節のピサ対フィオレンティーナは、0−0の引き分けに終わった。この試合では、ピサのエベネザー・アキンサンミロがリーグ選出のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれている。
Mad in Italy｜イタリアの“遊び心”をまとうメガネとサングラスの哲学【イタリア企業とコラボ】インテルからのレンタルでピサに加入している20歳のアキンサンミロは、第3節以降フル出場を続けており、レギュラーに定着している。フィオレンティーナ戦では攻守に存在感を示し、高い評価を受けた。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は7の採点を付け、マン・オブ・ザ・マッチに選出。「ピサにエネルギーを注入するダイナモ。フィールドの80メートルをカバーし、質も高い。それを最初から最後まで続けた」と称賛。
『TMW』も7を付け「ジラルディーノのチームにおける“どこにでも現れる男”。彼は自らの技術的・身体的な能力を完全に信頼しており、それが功を奏している。彼がボールを受けた時、それは“銀行に預けられたようなもの”――つまり絶対に安全だ。彼は何ひとつミスをしない」と記した。
アキンサンミロ本人は試合後、『DAZNイタリア』のインタビューで次のように語った。
「僕たちは大きな闘志と決意を持ってプレーした。違う結果に値する内容だったと思う」
「中盤での戦いはすごく激しかった。特に僕にとってはセリエAでの最初の数試合なので、なおさらだね。マン・オブ・ザ・マッチに選ばれて本当にうれしい。初めてのことだし、また受賞できるように頑張りたい」
2023/24シーズンにインテルのプリマヴェーラで活躍し、昨季はサンプドリアでセリエB35試合に出場したアキンサンミロ。20歳の期待の若手は、着実に成長を続けている。
