残り期間でDFとMFを獲得へ
インテルは20日、首脳陣とクリスティアン・キヴ監督がミーティングを行い、今夏の補強方針を確認したとされる。『スカイ』によれば、MFとセンターバックを1人ずつ獲得する方向になった。
中盤補強は、マヌ・コネが本命だが、ローマが放出を拒んでおり、現時点で交渉は進展していない。そこで、様々な噂が浮上している。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、レンヌのジャウィ・シセを新たにリストアップ。21歳と若いが、キヴ監督が求めるモダンなMF。3000万ユーロ程度と言われる高額移籍金が最大の障壁だと言われている。
そのほかにも、アントワープのマハマドゥ・ドゥンビアの視察も行ったという。
『スカイ』は、ソフィアン・アムラバトやアドリアン・ラビオといった、セリエA経験豊富なMFもリストアップされているとした。
コネ獲得は完全には消えない?
ローマはコネの放出を望んでいないが、それでもインテル行きの可能性が繰り返し報じられている。こうした噂の背景には、ローマの厳しい財政状況がある。
『イル・ロマニスタ』によれば、ローマはUEFAとの和解合意の中で、1億ユーロ以上の選手売却益を出すことを要求された。
これを達成するためにローマが持っている手札は、ミレ・スヴィラル、エヴァン・エンディカ、そしてコネの3人とみられている。
スヴィラルは今夏契約を更新したところで、エンディカには現時点でオファーが届いていない。コネについては、このタイミングで手放すと、チーム全体のモチベーション低下を招く恐れがあるため、クラブが拒否したとされる。
インテルはコネの状況を見つつ、プランBを検討しているはずだ。