大物獲得の予算があるはずのネラッズーリ
アデモラ・ルックマンの獲得が破談になったと伝えられているインテルは、この夏に誰を獲得するのだろうか。19日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』『コッリエレ・デッロ・スポルト』が、今後の展開を予想した。
『ガゼッタ』は、ローマのマヌ・コネ獲得交渉がまだ完全に終わったわけではないとしている。
ルックマン獲得を見送ったことで、インテルはコネ獲得にさらに予算を割ける見通しとなった。ルックマンより3歳若い24歳のコネは、オークツリーの方針にも合致するため、獲得を了承されるのではないかとみている。
ローマはコネを簡単に手放すつもりはないものの、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が求める人材を補強するには、UEFAのファイナンシャル・フェアプレー遵守の観点からビッグネームの放出が不可欠であり、これから改めて動く可能性はあるとした。
『コッリエレ・デッロ・スポルト』は、コネのインテル移籍が破談となったという見方は変えず、別のMF補強が動くと予想している。
同紙によると、インテルはベンフィカのフロレンティーノやボルシア・ドルトムントのフェリックス・ヌメチャに関心を示しているとのこと。ただ、ドルトムントはヌメチャの移籍金を6000万ユーロに設定しているとされ、インテルが求めるレベルのMFを手に入れるのは容易ではなさそうだ。