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インテル、フレンドルップはいまも候補 ジエリンスキの現状は?

デ・ヴィンターと同じ状況で様子見

インテルは、コニ・デ・ヴィンターをミランに譲る形となったが、ジェノアとの連絡は途絶えていない。『イル・セーコロ XIX』の報道を『FcInterNews』が取り上げた。

放出があれば動くインテル

インテルはデ・ヴィンターと同様、モルテン・フレンドルップについてもジェノアと事前の取り決めを交わしており、現有戦力を放出した場合に獲得へ動く構えだ。

デ・ヴィンターは、ヤン・ビセックやバンジャマン・パヴァールの放出が進まないうちにミラン行きが成立した。一方、フレンドルップについては依然としてこの合意が有効とされる。

インテルはピオトル・ジエリンスキが放出となった場合、2500万ユーロ前後でフレンドルップを迎え入れる意向をジェノアに伝えている。

ジェノアの動きと本人の意向

ジェノアには最近、スペインのクラブからフレンドルップへのオファーが届いたが、提示額は1500万ユーロ程度で、即座に断ったという。こうした対応からも、インテルとの取り決めが依然として機能していることがうかがえる。

クラブ側は、もしフレンドルップをインテルに売却することになった場合に備え、ヴェネツィアのハンス・ニコルッシ=カヴィーリアを候補としてリストアップしている。“有事”に備えた準備も進めているようだ。

フレンドルップ本人は、2026年のFIFAワールドカップを見据え、レギュラーの座が保証されている現状に満足しており、積極的な移籍志向は示していない。

ジエリンスキの希望、インテルのスタンス

動向のカギを握るジエリンスキには、これまでプレミアリーグ中堅やブンデスリーガのクラブから複数のオファーが届いたが、いずれも断った模様だ。システム変更で中盤の人数が減ることを理解しつつも、自らの競争力に手応えを感じているという。

インテルはジエリンスキに放出を強いる考えはないが、引き留めにも動かない姿勢だ。適正なオファーが届けば、移籍金で800万〜1000万ユーロを確保できるうえ、3年間で1000万ユーロ近いサラリー削減が可能となり、財政面での効果は小さくない。

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