レオーニは最優先ではなかったとガゼッタ
インテルは、この夏に守備の補強を検討していたが、注目していた選手の獲得は見送った。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は13日、その理由を記している。
インテルは以前からジェノアと接触し、コニ・デ・ヴィンター獲得の可能性を探っていた。しかし、同選手はマリック・チャウを放出したミランへの移籍が決まっている。
『ガゼッタ』は、「なぜデ・ヴィンターを獲得しなかったのか」と問い掛け、その理由を分析。インテルはヤン・ビセックに対して3500万ユーロのオファーが2度あったが、4000万ユーロを要求して拒否したとした。また、バンジャマン・パヴァールにも適切なオファーがないため、現体制を維持する方針になったとしている。
13日には、パルマのジョヴァンニ・レオーニのリヴァプール移籍が決定的になったという報道もあり、インテルの補強候補はさらに限られてきた。
『ガゼッタ』のこの記事は、レオーニのリヴァプール行きが濃厚と報じられる前のものだが、「インテルの補強リストには含まれているが、現時点では優先順位はそれほど高くない」と伝えていた。
ビセックとパヴァールのほかに、フランチェスコ・アチェルビ、ステファン・デ・フライ、アレッサンドロ・バストーニ、カルロス・アウグストがセンターバックを担当するインテル。この夏に若返りに動くとみられていたが、このまま現体制で開幕を迎える可能性が高まっている。