「すべて根拠がなく、事実ではない」と断言
インテルのハカン・チャルハノールは、やはり残留濃厚なようだ。代理人のゴードン・スティピッチがトルコ『TRT Spor』のインタビューで断言した。『FcInterNews』などイタリアメディアが取り上げている。
今夏、ガラタサライやフェネルバフチェへのトルコ復帰が噂されているチャルハノール。トルコ代表の中心選手でもあるため注目を集め、インテル周辺も騒がしくなったが、実際には騒動と呼べるような事態は起きていなかったという。
スティピッチ代理人が次のように語った。
「トルコのクラブとの交渉は一切なかった。ハカン・チャルハノールは来季もインテルでプレーするだろう。彼はインテルで満足している。バカンスのあとでクラブと話し合うことになるだろうが、私はこの状況から考えて、残留するとみている」
「ハカンは完全にトルコにルーツを持っており、子どもの頃からガラタサライに対する情熱を抱いていたのは事実だ。しかし、ガラタサライからのオファーは一切なかった。そしてフェネルバフチェとも話し合いはしていない。報道されているような話はすべて根拠がなく、事実ではない。誰も誰とも話し合っていないし、交渉のテーブルすら存在していない」
チャルハノールも疲れた?
元トルコ代表で現解説者のウミト・カランは、『Ekol TV』で個人的にチャルハノールと連絡を取ったことを明かした。
「彼はガラタサライのファンとして生まれ、ガラタサライのファンとして死ぬと言っていたよ」
「それに、移籍の話題もイタリアに戻れば自然と消えるだろうとも語っていた。トルコだと疲れちゃうみたいだ。どこへ行っても…、スーパーで買い物をしただけでも同じ話題になってしまう。彼はイタリアに戻るだろう。そうしたら、噂は自然となくなると思う」